中小企業の資金繰りとマフィンと妄想

私は近所のME BAKEという平塚市のマフィン店に行く40代のおじさんです。このお店の雰囲気や仕組みが大好きで、よく行きます。

ビジネスを見て妄想する習慣があります。普段は財務諸表を見て、現場を見て妄想するのですが、今回は財務諸表などないので、以下、完全なる勝手な妄想です。(超プラスイメージの会社しか書けません。)

以下、トータルで資金繰りに関連する内容です。

仕事で単価の話になるときは、「空気を売っているお店があります。ぜひ体験して下さい。」と伝えています。

当然、非常に美味しい。(ちなみに今の私のおすすめは白桃です。)

しかも接客も個人対個人で丁寧です。ここも見てとお伝えしています。

さらにエアレジも導入されています。そしてすぐ後ろで作っているので、配送も平塚については問題なし。効率もいいです。

インタビューできるなら、インタビューしてみたいなと毎度思います。

500円のマフィンなんて。。

500円!?(値段色々ですが大体)と思いましたが、一般的なマフィンと比べたら、フルーツなど多くそもそもの材料の違いで原価はかなり高いと思います。量も多いので、私は一人では食べられません。

当然、私は原価の高い低いでお店を選ぶわけではありません。美味しい前提のもと、楽しいから・オシャレな感じがするから購入します。マフィンらしくほんわかさせつつ高級感を出す陳列・スペースがオシャレです。

オープンから一段落しても、夕方に並んでいるマフィンが数個、3時ぐらいで売切閉店とかあるので、ロスは非常に少ないと思います。

そうとは言え、フルーツを1つをマフィンに使い切るわけでもありません。単価500円、客単価1500円?ぐらいのマフィンですから、原価「率」、利益「率」という点からすると、かなり良いだろうと思います。

資金繰りのすべての源泉は粗利です。特に中小企業は物量で大手中堅に勝てません。

また、借入金が多く自己資本比率も低くなりがちなので、我慢の戦い(低単価・無理な低賃金)は追加の資金投下が続かない限り難しいです。ちょっと安売り勝負に巻き込まれたら、返済のための借り入れが上乗せされていき、返済できなくなります。

きっと大きな目的のもとに結果的に粗利が大きくなっているのだろうと思いますが、単価に反映させる勇気と作りこみの結果だと妄想しています。

労働

売切れてお店が閉まるのが早いです。どのような働き方になっているかは採用情報とかみればヒントになるかもしれませんが、あえて見ないで妄想しています。

まず高単価、かつ、カフェスペースはないので、スーパーマーケットのように人が来るわけではありません。結果的に雇用難でも対応可能です。

また、売り切れるのが早く閉店が早いので、もし製造現場と販売を兼務できるなら、素晴らしい事になります。

売り切れは機会損失なのか、フードロスをどう考えるのか、人材をどう思うのか、など勝手に哲学へ妄想が膨らんでいます。

強み

はてさて強みは何でしょう。センス?何かその言葉だけでは足りません。私の場合ですが、買えないという価値を楽しんでいる所はあります。

コンセプトとプロセスを原理でガッチリはめる力が強みです。これも妄想を集約した勝手な想像です。

参入障壁とライバルになりうる存在についても考えているのですが、おそらく近いタイプの商品が競合しても、哲学の勝負に集約されそうだとは思っています。短期勝負ではありません。

不思議な写真

以前インスタもチェックしていましたが、写真もおしゃれです。

マフィンの写真を私が撮ると「茶色い何か」になります。

でも、お店のインスタはお店の雰囲気と同じ「あのマフィン」の雰囲気になっています。このお店、勉強させてくれます。

妄想お楽しみいただけましたでしょうか?

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